INTERVIEW

教室に通っている
生徒さんの声

  1. HOME
  2. インタビュー
  3. この教室に通ってからの変化

拓真さん
30代

この教室に通ってからの変化

この教室で、太極拳および八卦掌をはじめとする中国武術を学び始め、早くも半年ほどの時間 が経過した頃かと思います。
門を叩いたのは、心身的なストレスが原因と思われる体調不良の克 服に役立てたいという目的からでした。しかし思い返せば、初めて触れる武術の奥深さと、秋葉 先生や生徒の方々と共に学ぶ楽しさに魅せられ続けた半年でした。

高校時代から学んだボクシングや、これまで慣れ親しんだ他のどのスポーツとも全く異なる理 論や術理、それが武術の魅力ではなかと思います。

必要な身体能力のみを特化させ、不自然でア ンバランスな筋肉の限界値を争う競技とは違い、不要な力みを失くし、自然な心身的調和を追及 する訓練。

全てが調和したとき、あれほど悩まされていた心身の滞りが溶けて流れ、新たに循環 するように感がし、驚かされたものでした。

とはいえ、一つひとつの要素を丁寧に取り出し、根 気よく教えて下さる先生の知識量と情熱があるからこそ、初めて間もない自分でも確かな効果が 感じられたのだと今にして思います。

また、何よりこの教室で惹かれたのは、先生の技術は実戦に即した確かな理論に基づいている ということです。

正直に書いてしまうと、当初はこれほどまでに「使用」をも視野に入れた本格 的なものであるとは思っていませんでした。

世間一般でイメージされる健康体操的なもの、心身 を整える効果があれば十分というくらいの感覚。
加えて、過去にボクシングを学んでいたという 思い上がりも拍車をかけました。ころが、先生の動きは意識の隙間に刺し込んでくるような独 特の感覚があり、言葉にするならまさに電光石火。
ブルース・リーやジェット・リーがスクリー ンで人々を魅了したあの動きが、決してフィクションの中だけのものでないことを思い知らされ たものでした。そう 、本物のドラゴンは湘南に実在したのです。

ところで、生徒の中には女性の比率が圧倒的に高いせいか、先生が技を見せるときは真っ先に 手本相手に選ばれます。
そんな時ふと気づくのは、先生が技を繰り出すとき、どこかその表情に は微笑みが浮かび、その全身はとても緩やかであるように思えるということです。
ボクシングを はじめ、おおよそどのスポーツでも、誰もが「その」瞬間には歯を食いしばり、全身を強張らせ るでしょう。
それだけでなく、自分も含め、日常生活における些細なストレスにも、すぐに怒り や緊張のボルテージが上がる人が少なくないように思えます。
そんな中、どんな時でも優雅さと リラックスを保てる秋葉先生の技量・度量は、現在自分にと っての確固たる目標となっています。
そして、それはク ラス全体にも伝播し、生徒の誰もが練習中は非常に楽しそう にしているのが、とても印象的です。
そこには、不思議な一 体感や調和があるようにさえ思えます。
以前、中国武術に関 する何かの本で読んだのですが、武術において同門はみな家 族というような考え方があるそうです。年齢や個性・動機な どすべてが異なる人たちが集まり、同じ教室で学ぶ姿を見る と、それが本当であることを実感します。

自分が入門して以 降も次々に生徒が増えていますが、先生に、そして ACOH-S という教室に、人を引き付ける不思議な力があるように思えてなりません。
そういえば同じ本で、ある目的に専念する なら必要な師や助けは天の導きにより得られるというような 考えがあることが書いてあったと思います。
ずいぶん長い間、 自分の心身的な在り方について悩んできましたが、ずっと探 してきた答えにたどり着けるような予感を、この教室に感じ ています。



拓真君の感想に寄せて
拓ちゃん、正直この原稿を読んだとき、いろんな意味で見直しました!原稿依頼したときも、快く二つ返事で「すぐ書けますよ!」と言ってくれて、即座に原稿が送られてきた事も驚きでしたが、またその内容が充分に深く、拓ちゃんにしか書けない視点です。日頃、さまざまな問題意識を持ちながら練習に取り組んでくれていること、だからこそ、このように過去の体験からわかりやすい感想を書いてくれたのだと感じました。

初めて教室に体験に来られたときの拓ちゃんと、今の拓ちゃんは、すっかり別人の印象です。
髪形もすっきりし、お肌がつるつるになり、背も伸びて、断然かっこよくなりましたね。

そして、本人も書いているように、体調の回復と共に、心も軽くなってきたのではないかと思います。最初はボクシングの動きの癖がなかなかとれず、苦戦していましたが、最近は目覚しい進歩が見えますよ。

力を込めた外気より、内気のほうが断然身体に良いと言うことも理解してくれたようで嬉しいです。また当初は硬かった股関節周りの筋肉や、足首、肩甲骨周辺が目覚しく柔らかくなっていますよね。

拓ちゃんの人柄については、普段の行動でよくわかります。
いつも練習時間の15分から30分以上前には必ず教室についている事、ほぼお休みをせず(休むときは事前に必ず連絡がある)、熱心に通ってくれてること。私や、周りのお姉さんがたの寄ってたかってのアドバイスにも、いやな顔ひとつせずに、素直に聞いてくれること。なかなか今、こんなナイスガイはその辺に見つからないと思います。

素直さは伸びていく人の必須条件です! そして謙虚さ。さりげない優しさ。これは、今の教室の生徒さんが皆さん持っているものですが、力ではなく、内気を使う武術において、自分を許す。ひとをゆるす。これができない人は、身体がいつまでたってもゆるまないのです。

10年間もボクシングを続けたこと自体も、努力家であることがうなずけますし、たくさんの本を読んで知識を得ているところ、向上心の塊ですね。拓ちゃんが、湘南のドラゴンと私のことを褒めて?くれましたが、私は拓ちゃんを、湘南、いや、日本の黄飛鴻(ウオンヘイフォン)にまで育てたいと思っています。

黄飛鴻(ウオンヘイフォン)とは、中国最後の王朝、清朝末期時代に実在した中医でありながら、武術に優れ、弱いものを守り、動乱時代の国の治安維持に尽くした人物。(ちなみに、私は広東省の仏山にある黄飛鴻の館を訪れたことがありますよ。)拓ちゃんが最後に書いていたように、ある目的に専念するなら、必要な師や助けは天の導きにより得られる。本当にそのとおりだと思います。

私もまさにこの道をずっと歩んできて、特別な師と出会い、素晴らしい生徒さんからのサポートを受け、いつも天からの導きや助けをいただいていることを実感しています。

拓ちゃん、これからも真の強さは何なのか?を一緒に、素晴らしい家族のような仲間たちと共に、追求していきましょう !   

秋葉明子