【ACOH-S 通信 NO.145】氣と出逢い――国を越えて
四月号に引き続き、秋葉が書かせていただきます。
二月の新年会でも少しお話ししましたが、このたび、私の三十五年間の歩みを綴った本が、ひとまず完成しました。
一月末から書き始め、まさに怒涛のような勢いで、これまで胸の奥に積もっていた思いを一気に書き上げました。
書きながら、昔の出来事を思い出しては笑い、時には涙し、自分自身の人生をもう一度たどり直すような日々でした。
自費出版であれば、お金を出せば本の形にすることはできます。
けれども私は、できることなら、この本を一人でも多くの方に読んでいただきたいと思っています。
そのため現在、この本を出版してくださる出版社を探しているところです。
もし出版社関係の方をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介いただけますと幸いです。
本のタイトルは、
『氣と出逢い――国を越えて』
です。
この本は、普通の駐在妻として夫の海外赴任に同行した私が、異国での暮らしの中で「氣とは何か」を問い続け、三十五年にわたって探究してきた軌跡を綴った体験的ノンフィクションです。
インドネシア、香港、シンガポール、台湾、そして日本。
それぞれの土地で出逢いと別れを重ね、迷い、学び、時に立ち止まりながら、氣の本質とは何か、そして自分自身が何を軸に生きていくのかを、少しずつ見出していく過程を描いています。
物語は、「氣とは何か」という素朴な問いから始まります。
そして最後に Wagner 老師と出逢い、そこで初めて、本当の意味での氣とは何かを知り、新たな目標を見つけて再出発するところで終わっています。
また、六月二十日に開催するセミナーについても、改めて皆さまに心より感謝申し上げます。
Wagner 老師も私も、世間的に有名な存在ではありません。
それにもかかわらず、いきなり六月二十日にホールでセミナーを開催するという、大胆とも無謀ともいえる決断に、皆さまが快く協力してくださっていることに、どれほど感謝してもしきれません。
今回のセミナーの目的は、失われつつある太極拳の本来の意味を、日本で少しでも取り戻していくことです。
そして、先人たちが積み重ねてこられた努力と、Wagner 老師が長年かけて深めてこられた探究の成果を、この湘南の地から発信していきたいという思いがあります。
本の出版も、セミナーの開催も、ある意味では無謀な挑戦かもしれません。
けれども、私の人生の大きなテーマは、やはり「挑戦し続けること」なのだと思います。
先に方法をすべて整えてから動くのではなく、まず「やりたい」と思ったことに向かって踏み出し、そのあとで方法を考えていく。
これまでもそうして歩んできましたし、これからもその姿勢を大切にしていきたいと思っています。
こんな私について来てくださり、支え、応援してくださる皆さまに、心より感謝しています。
本当にありがとうございます。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。