【ACOH-S 通信 NO.146】太極拳とある生活

カテゴリーACHO-S通信体験者の声
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平日の朝、バス停での待ち時間15分間、つま先側の足裏に乗りつつ、足裏から息を吸っては長く吐き、膝の位置や腰の位置・傾きを修正しつつ、身体の内部に意識を巡らせて遊ぶ、そんな習慣のある毎日となりました。

妻の運動不足解消のため、周りの方と一緒に運動することで継続でき、健康に良さそうで、力まず、深く静かに呼吸ができる身体の使い方をご指導いただけそうな教室を探していたところ、偶然にもACOH-Sのホームページに出会え、2025年の6月に、妻と一緒に木曜日夜の教室に体験参加させていただくことにしました。

体験参加では、明子先生、香織先生の丁寧なご指導や、生徒皆様の個性や自主性を大切にされている方針を感じ、先輩方のウエルカムな雰囲気と相まって、妻共々、自分もACOH-Sへの入会を決めた次第です。

太極拳については、1994年頃から約二年、2014年頃から約二年、引っ越しなどで中断するまでの短い間、文化サークルなどで軽く触れる機会はあったのですが、文化サークルに通えなくなってからは、ご指導なく自己流でやっても悪い癖がつく気がして、まったく練習していなかったため、再度の0からスタートとなっています。

子供のころは、運動が嫌いで苦手だったのですが、学生時代に和弓をひき、社会人になって30数年間バドミントンを続けていたせいか、身体を使うことに楽しみと興味が持てるように変わってきており、ACOH-Sという新しい環境で、緊張とともに、知らなかったものを学ぶ機会を得たことは、ありがたいことと感じています。

身体を使う際には、各関節の使い方、力の入れ方、重力、呼吸や意識など、弓道には弓道なりの、バドミントンにはバドミントンなりの、共通の基本と個人の骨格体質による固有部分があるように思え、新たに学ぶこととなった太極拳においても、明子先生、香織先生、先輩方の動作の中に、多くの要素が詰まっている、言い換えると、習得しないといけない要素がかなり多いのではないかと素人ながら感じています。

とはいえ、動作の順番を覚えないと、練習すらできないですので、まずは一通り順番を覚え、(いまここです)各動作の関節位置を覚えて構造・重力の力を借り、内部の意識の経路・呼吸を整え、繰り返し身体に染み込ませる所までは、なんとかできるようになりたいと思っています。

約1年ご指導いただき、何とか一通りの動作順番を流せるようにはなってきましたが、まだまだ動作意味の異なる(間違っている)点も多く、各姿勢での関節位置については、まったく覚束ない状態ですので、次の1年間で、動作意味の継続習得と、関節については、まずは下半身関節について、じっくり半自動でそこそこ正しい位置に持って行けるよう練習しつつ、内部意識の経路操作の習慣化に取り組みたい考えです。

毎回緊張感をもってACOH-Sの練習会に臨んでいますが、たとえ動作意味や関節位置が間違っていても、先生方、先輩方に修正していただける、安心感を心の支えに、間違うことは恐れないでいようと心がけるようにしてます。

ACOH-Sと出会え、太極拳とある生活を始めることになりましたが、すぐに身に付くものではないことと、なんとなく感じます。急がず、丁寧に日々の生活に融け込ませるよう、進めていきたいと思っています。先生方、ACOH-Sの皆様、今後もご指導よろしくお願いいたします。

かつしさんへの感想

「太極拳とある生活」に寄せて

かつしさんがタイトルに書いてくださったように、太極拳は、練習をしている時間だけが切り離されて存在するものではありません。

太極拳を学ぶということは、その道理を日々の身体の使い方や心のあり方にもつなげ、生活そのものの中で育てていくことなのだと、私は思っています。

非常に高い境地に達していらっしゃるワグナー老師でさえ、今もなお、朝も夜も、そして日常のあらゆる場面で、常に太極拳について考えていらっしゃると聞いています。

私自身もまた、日常生活の中で太極拳の道理を意識しながら身体を動かし、心のバランスを整えることを大切にしています。

ですから、かつしさんが、

「太極拳とある生活」を意識しながら毎日を過ごされていることを知り、私はとても嬉しく思いました。

長年続けてこられたバドミントンにも、そして弓道にも、太極拳の拳理と通じるものがきっとあるはずです。

これから太極拳への理解がさらに深まっていくにつれて、これまで続けてこられたことの中にも、新たな発見が生まれてくるのではないでしょうか。

かつしさんは、始められてからわずか三か月ほどで、太極拳をほぼ二段まで、名称と型の流れを覚えていらっしゃいました。その速さには、本当に驚かされました。

現在は太極拳三段、そして武當劍にも参加され、週に一回のお稽古でありながら、目覚ましい進歩を続けていらっしゃいます。

始められた頃には、以前に習われていた二十四式や四十八式の歩法の癖が残っていたり、指先まで意識を通すことがまだ十分でなかったりする部分もありました。

けれども、今ではご自身の課題に真摯に向き合い、努力を重ねながら、はっきりと改善されてきています。

その姿を見ていると、本当に努力家でいらっしゃるのだと、いつも感心しています。

また、新年会のお料理作りの際、エプロンのポケットに“マイ皮むき器”を忍ばせて来られたことも、とても印象に残っています。

その意外性に驚くと同時に、ご家庭でもきっと頼もしく活躍されている、素敵な旦那さまなのだろうなと、微笑ましく思いました。

この調子で学びを続けていかれれば、一年後には、きっと今とはまた違う、相当なレベルに達していらっしゃることと思います。

どうぞこれからも、「太極拳とある生活」  を楽しみながら、身体も心も、そして太極拳への理解も、ますます深めていってください。

かつしさんのこれからの進化を、心から楽しみにしています。