【ACOH-S 通信 NO.133】アコーズに出逢えて(サウレさん)
みんなさん、こんにちは!Laba diena!
ジュギーテ サウレです(リトアニア語でSaulė Džiugytė)。アコーズに入会し、1年弱くらい経っています。
幼い頃から武術に関心あり、ずっとかっこいいと思っていました。小学生の時に、母親に「空手をやってみたいから、行かせてほしい」とお願いしてみたら、ダメという返事をもらいまいした。大人になってから、中々機会が無く、運動にも関心を失いました。そして、一年前頃自分の人生で不幸が重なってしまい、心が折れるところになりました。その時、どうしたら精神鍛錬ができるのかと考え、再び心が武術に向きしました。
外国人として道場とかに入りづらく、どこか気軽に通える所が無いのかなと〜と思ったら、アコーズに目が引かれました。初めて行った時から興味が湧き、ハマりました。特に憧れたのは、秋葉先生のかっこよさでした。(笑)ゆくゆく、精神を整え、体力がつきました。そして、毎週の土曜日に通うことで、安定のあるルーチンができ、不健康な生活を辞めました。
今は、太極拳がただの趣味ではなく、人生の指針になっています。自分の心と身体を鍛え、自分の思考と動きを調和させる。そういった哲学はもちろん聞いたことがありましたが、触れることが無く、そういう考え方を心に入れることができませんでした。武術と武道に出会ったことで、自分の人生の流れが明確に見えてきました。辛い時に支えてくれる物を見つけました。特に、身につけたのは、リーホーショー気功で、悩みを抱えている時に、リーホーショーをすると、その悩みと冷静に向き合うことができるという気づきがありました。
また、秋葉先生をはじめ、先輩の方々からとてもご丁寧なご指導を頂き、それで仲良くなり、湘南で自分のコミュニティができた気持ちが強いです。このような素晴らしい方々が一カ所に集まるのが中々珍しいと思います。本当に感激しました。そして、感謝の気持ちでいっぱいです。
自国に帰っても、学んできた太極拳を続けようと思っています。または皆さんがリトアニアに行くことがありましたら、ぜひ声をかけてください。太極拳のお陰で、素敵な縁がありましたので、大切にしたいと思っています。
サウレちゃんへの感想
寂しくてたまりません!
サウレちゃんがアコーズに入会してくれた昨年3月から、リトアニアという国が一気に私たちのすぐ隣に感じられるようになりました。
それまでは「バルト三国のひとつ」「杉浦千畝さん」くらいしかイメージがなかったリトアニアですが、今では「ぜひ一度訪れてみたい美しい国」になっています。
正直に言うと、もっともっと早くサウレちゃんに出会いたかったです。
こんなにも近くに、こんなにも素敵な人が10年も平塚に住んでいたなんて!
もっとたくさんの時間をかけて、内功の深さを伝え、育てていきたかったという思いでいっぱいです。
でも、出会いはすべて必然。
今さら嘆くよりも、サウレちゃんと出会えたこの奇跡に、心から感謝しなければと思っています。
たった1年2ヶ月ほどの短い時間でしたが、サウレちゃんは本当にたくさんのことを吸収してくれましたね。
この学びを、どうか自国リトアニアに持ち帰り、さらに大きく育てていってください。
幼いころから武術に心惹かれていたというだけあって、初めて会ったときからすでに武術家のような佇まいがありました。
芯がしっかり通っていて、凛とした存在感を感じました。
そして、自国の大学で日本語を学び、日本で働くという道を選び取ったサウレちゃん。
若くして、こんなにも明確な目標を持ち、自分の力で道を切り開いてきたことに、ただただ敬意を抱きます。
私自身、たまたま主人の駐在で海外生活を経験しましたが、
「自分の意志で海外に飛び出す」という決断の尊さには、本当に頭が下がります。
サウレちゃんが日本を選び、そして数ある中からアコーズを選んでくれたこと。
それは、私たちにとっても大きな喜びでした。
禮佛手の稽古では、すでにその奥深さを感じ取りながら取り組んでくれていましたね。
本当に、驚くほどの感性でした。
太極拳はまだ道半ばでしたが、禮佛手はぜひ続けてほしい。そしていつかリトアニアに広めていってほしいと、心から願っています。
サウレちゃんが書いてくれた
今は、太極拳がただの趣味ではなく、人生の指針になっています。自分の心と身体を鍛え、自分の思考と動きを調和させる。
この言葉を読んだとき、胸がいっぱいになりました。
こんなにも太極拳を深く受け止め、人生に活かそうとしてくれている。
教室を続けてきたことに対する確信と、そして何より、大きな喜びを感じました。
リトアニアに帰っても、どうかこの「心と身体」「思考と動きの調和」への取り組みを忘れずにいてください。
そして、これからの人生の中で、アコーズで学んだことがそっと背中を押してくれる存在であり続けますように。
日本にまた帰ってくる時は、必ず教室に遊びに来てください!
グループLINEもそのまま残して、私たちの活動をずっと近くに感じていてね。
ずっと、ずっと応援しています。
また必ず、会いましょう!
See you again ❗️