【ACOH-S 通信 NO.108】思いは通じる!

カテゴリーACHO-S通信
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五月からぎりぎりの大どんでん返しにより、今のスタジオよりもっと近いスタジオと契約することができました。もう二年以上探しても見つからなかったのに、こんな近くにあったとは。

しかもオーナーも若くて、ダンススタジオを持っている方、床も特殊構造だそうで、飛び跳ねても足に負担がなく、しかも下の階に音も響かないそうです。近藤さんのお宅に最も近くなり、もう送迎の心配もなくなりました。なんという神の計らいでしょう!と私は感動しました!薫さんが情報を持ってきてくれたからです。薫さん、本当にありがとうございました。 

さて、ここで皆さんには、気についてお話ししたいと思います。

「氣」っていったい何でしょう?

私は、長年氣を研究追求し、たくさんの書物を読んで、自分なりの結論があります。

「氣」とは、主にこの3っのカテゴリに分かれていると思います。

1、人の持つ意識。これは思いや情報。

2、生まれた時からの肉体を構成している細胞の基である氣(先天の氣)

3、活動するためのエネルギーの氣

すなわち私たちが練習している太極拳や気功は、まさしく先天の氣から後天の氣を鍛錬しているのです。

また太極拳や気功を鍛錬することで、活動のエネルギーである氣を強くしているのと同時に、意識や意念を強く発することができるようになるのです。

だから、思いは通じる!なんです。

今回のスタジオの件も、最後の最後に一番良いスタジオに決まりました。

実は、毎朝神棚に「みんなにとって、一番良いスタジオに無事に移ることができました。ありがとうございました。」と過去形で祈っていたのでした。

何事も最後まであきらめない心がどれだけ大事なのかなのかを身をもって実感しました。

三十年あきらめずに続けた氣の探求、これからもますます皆さんと探求していきたいと、決意を新たにしました。

最後にとても良いお話を下記に載せたいと思います。

祈りの力

アメリカの研究でこんな実験がありました。

末期がん患者を無作為に選んで、AとBの2つのグループに分けます。

彼らから遠く離れたところに住む10人の健康な人に、Aグループの患者さん10人の名前を伝えて回復を祈ってもらいます。

Bグループの患者さんには、まったく何もしません。

その結果は、驚くべきものでした。

祈ってもらったAグループの患者さん(自分が祈ってもらっているとは知らない)

の方はあきらかに回復率が高かったのです。

祈っている人は、相手が誰かも知らないし、祈ってもらっている人は何も聞かされていないにもかかわらずです。

何回実験しても、またニューヨークの病院の患者さんでもロサンゼルスの病院の患者さんでも同じ、という結果になりました。

祈りの効果には、距離も関係がないことがわかったのです。

現代の科学では、そのメカニズムはまったく解明されていませんが、

その効果は、科学的に証明できたわけです。

それほどまでに祈りには力があるのです。

私がおもしろいと思ったのは、祈るほうもたいして信心深い人ではなく、特別に気合いをいれて(!?)祈ったわけでもないのに、効果があったという点です。

キリスト教や仏教の熱心な信者でなくても、自分の祈りの効果を信じていなくても、効いたというのですから驚きです。

自分のために祈っても無心の状態にはなれませんが、誰か自分よりも大変な人を思い浮かべて祈ってあげると、一生懸命になれます。

あなたよりも経済状態が悪かったり、病状がひどかったり、人間関係に苦しんでいたりする人のために、ぜひ祈ってあげてください。

そういう人がまわりに思い浮かばない人は、外国で戦争やテロの犠牲になったり、食べ物を満足に食べられない子どもたちのために祈ってあげてください。

すると、不思議なことに、心が安らかになってきます。

無心になって人の幸せを祈ると、自分にもそれが返ってくるからです。

愛は、差し出すことで、いくらでも自分の中から湧いてくるという不思議な性質を持っています。

でも、相手がその見返りが欲しいと思った途端、愛が返ってこないと感じてイライラしたり、落ち込んだりします。

欲しいと思うと手に入らないのに、他人にあげようと思った途端に手に入るとは、ユニークな仕組みです。

人間の心に、この仕組みがプレインストールされているのなら、宇宙の摂理がそうなっているのかもしれません。

もし神様がいるとしたら、ユーモアのセンスがありますね。

「与えるものは、与えられる」のです。

湘之奇 秋葉明子