【ACOH-S 通信 NO.113】私の二人の師について。

カテゴリーACHO-S通信
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10月号の通信は9月のトルコ行きで頭がいっぱいになり、次の人にお願いするのをすっかり忘れていたので、秋葉が書くことにしました。

新しく入られた方も多いので、もう一度私の二人の師について語りたいと思います。

現在お伝えしている楊式八十八太極拳は、1995年から香港に住み、1998年までの3年間を,曹樹偉老師に直接師事して学んでいました。その3年間は、子供も小さかったのですが、太極拳に魅せられ、ほぼ毎日のようにグループレッスン、先輩との練習、個人レッスンと、駐在婦人のツアーには参加せず、ひたすら太極拳三昧の日々を送っていました。
2年経った頃には、曹老師から日本人駐在員の生徒さんはアキバが教えて、一カ月に一度老師が来て下さると言うことで任され、今の人さまに教えるキッカケとなったのです。それが1997年ですから、今年で26年となりますね。

1998年に日本に帰国後はすぐに教室を始め、少ない人数から何の組織に所属することなく、次第に人数が増え、シンガポールに行く前は生徒さんが五十人ほどでした。
帰国後も日本から、その後の駐在地シンガポール、台湾からも定期的に香港の老師のもとに通い学んでいましたが、惜しくも曹樹偉老師は2014年に83歳でご逝去されてしまい本当に残念です。

太極拳教室を始め7年後の2005年、また夫の仕事の関係でシンガポールに2年、台湾に5年住むこととなり、日本の教室は有志で残ってもらい、また日本にも7年間、定期的な指導で帰国していました。
シンガポールでは、現地の太極拳グループに所属するも、あまりに私の学んできた太極拳とは違っていたため(一般的な太極拳)そこでは、太極扇子(カンフーサンズ)を習得することにして、その指導をしてくださったシンガポール人が、私の太極拳を素晴らしい!と絶賛して、今のわたしの教科書を作ってくれたのでした。
台湾に移動してから、2年過ぎたころの2010年に今のカンフーの師である陳佐鎮老師との出会いがありました。
台湾の官僚のお仕事を2008年に退職されたばかりで、お宅の近くで道場を開かれ、たまたまご近所だったご縁により、道場に参加。初めての参加の時から、老師に目をかけられ、すぐに個人レッスンも取り、やがては地元の生徒さんにわたしが教えることになりました。
台湾の陳老師は今もご健在で、いまだに毎日の練習を重ねることで,奥義を追求されています。陳老師の口癖は、「道理はすべてにつながる。功夫(カンフー)は学問である。」です。
2012年5年間住んだ台湾から帰国。2019年までは年に3回は台湾に通い、最後、老師には卒業と言われ今があります。(もちろんこれからも学びは続きますが)

この様に私は運よく、本物の老師に出会え、いまがあります。
9月号の通信でふっちゃんが書いてくださったように、まさしく「必要な時に必要な師に出会えました。」

この太極拳とカンフーの師、どちらにも師事できたことが、私の人生の軸となり、ライフワークとなりました。この素晴らしい体と心のバランスのとり方を一人でも多くの方にお伝えし、生きること、動くことが楽になっていかれるのを見るのが私の最上の喜びであります。

どうぞ皆さんもこの貴重な文化財産でもある太極拳、カンフーを通じて、同じ思いの仲間とともに、これからも心身共に成長していきましょう!