【ACOH-S 通信 NO.114】生活にとけこむTai Chi(ロルフさん、純子さん)

カテゴリーACHO-S通信体験者の声
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私たちの体の動かし方や付き合い方は、職業や、普段からどのように体を使うか、といった「生活パターン」だけではなく、周囲の環境やこれまで人生で経験したことも含めたあらゆることに影響を受けます。そして、どうしてもそれぞれクセや偏りがでるので、太極拳のような武術は、新しい健康的なパターンを手に入れるための優れた方法です。

私はアコーズ太極拳に出会えてとてもラッキーでした。明子先生は情熱や奥深い知識をもって教えてくださるだけではなく、太極拳に気功の呼吸法という独自の組み合わせや、快適で楽しめる環境づくりの工夫がちりばめられています。型を覚えるのは決して簡単ではなく、細かい部分も含めるとかなり複雑ですが、私にとっては、自分の体に集中し、新しい動きを探求し、新しいアイデアを見つけることが一番の目的です。地面を感じ、外側の筋肉ではなく体幹や内側の筋肉を使うことで、より力強く、より楽に動けるようになりました。これは最近はじめたサーフィンにも大いに役立っています。

そして何よりも良いのが、学んだことを日常生活に取り入れられることです。太極拳をはじめてから、私は自分の骨盤底と股関節の硬さに気づいたのですが、徐々にほぐれてくることで、呼吸がより深くできるようになりました。自分の体をより意識したり、より自由で柔軟な動きができたりするようになったことで、自分の悪いクセが弱まり、新しい健康的なパターンを生み出すスペースができてきたと実感しています。ここで学ぶことは、まさに、私たち自身と身体への贈り物です。 ロルフ

もともと太極拳に興味を持っていたロルフとは裏腹に、「ゆうま君も連れてきたら?」と明子先生に仰っていただき、「家族で参加できるもの」という感覚ではじめたのですが、行ってみて最初に驚いたのは、本格的な教えでありながら、広く門戸を開かれていることでした。昨今、「ダイバーシティー(多様性)」や「インクルーシブ(共生)」という単語がいたるところで使われるようになりました。

理想として素晴らしいことですが、いざ実現しようと思うと、グループ全体として度量の広さとブレない覚悟が問われるので、決して生易しいものではありません。なかなか安定して参加できずにすぐ振り出しに戻ってしまうロルフや私に、その都度根気よく丁寧に教えてくださり、じっとしていられない悠眞を暖かく見守ってくださる明子先生やアコーズのみなさんに心から感謝しています。いつもありがとうございます。

そして、ロルフと同じで、私も日常生活への汎用性の高さをいつも実感しています。例えば、悠眞に何か大事なことを伝えたいと思ったときに、気づいた時点であれこれ言ったほうが楽ではありますが、あまり効果はありません。相手を十分引き寄せて、ここぞ!というタイミングで相手にしっかり響くように伝える、といった「間」の取り方や勘どころの大切さを、最近推手で教えていただきました(あとはどちらも練習あるのみです。笑)

まだごく表面的な部分にしか触れられていませんが、一人一人にとって、その時々に必要なものを、このお教室は与えてくださるので、自分が今後どのタイミングでどのような気づきと出会えるのか、とても楽しみにしています。 純子

ロルフさん、純子さんへの感想

ロルフさん、さすがプロです。エネルギーや気、グラウンディング(アーシングも)についてもれなく、わかりやすく書いて下さいました。このままHPの説明に使わせていただきたいくらいです。

ロルフさんとは偶然にもわたしが読んでいた本(日本語訳の物)の英語版を読んでらしたと言うシンクロから、ロルフさんの興味の分野を知りました。

お仕事がスイスの特別なセラピーであることもあり、エネルギーや波動、オーラ等に精通されていることは最初から感じていました。

わたしのアメリカ在住の友人が9月に我が家に来た折に、ロルフさんに施術をお願いしたところ、エネルギーがビンビン身体に入って来たのがわかった!そして重かった身体が軽くなったと喜んでいました。パワーが最近益々アップしているのだと思います。

最近お休みが多いですが、もっと頻繁に来られたら、更なる境地が開かれるのでは無いでしょうか?

いつも純ちゃんと一緒に来られますが、お宅が近くなったので、これからはお一人でも自転車で参加お待ちしてますね。

純ちゃんへの感想です。

お母さんの智恵子さんとは、全く違うタイプですが、わたしの友人の中でもトップレベルのナイスファミリーの中で育たれた聡明なお嬢さんです。

元々がスポーツwomanですから、飲み込みも早く、本気でハマれば、相当なレベルになられると思います。

お仕事が忙しく、なかなか出られ無い状況ながら、この太極拳やカンフーの面白さを理解されているので、あとはコツコツ続けていけば、知らずに上達されるタイプです。

太極拳やカンフーをわたしは発信する側ですが、受け取る側により、様々な捉え方、また使い方ができるのは、何でもそうだと思いますが、問題意識と消化です。

聞いた事に対して、耳の中を通り過ぎるだけの人、頭の中とハートでキャッチして考える人、それぞれですが、意識して考える習慣はとても大事だと思います。

同じ物を受け取っても、価値を高めるのは自分自身であることを、純ちゃんは理解されていますね。

それも思考に無駄が無いからできる事です。

太極拳の曹老師も気功の陳老師もお二人とも、[太極拳、気功は学問である。単なるフィジカルな運動とは全く違う。]とおっしゃっています。

学問とは学びを問うこと。 学んだことをベースにして「どういうことだろう?」と自分自身に問いかけ、自分としての答えや意見を持つこと。

ロルフさんと純ちゃんは、この学問ができているからこそ、太極拳や気功を生きた実践、すなわち日常生活に生かされているのです。

これこそ、伝える側の冥利に尽きます!こちらこそ、お二人に感謝です。